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山形ワイン

先週訪れた山形は、米どころですが、山梨よりは規模は小さいですが、寒暖差を利用して良質のブドウが採れるようで、ワイン醸造も盛んです。
山形への旅で、月山、赤湯のワイナリーを6件訪ねました。
そのうち2件のワイナリーをご紹介します。

最初に月山ワイン山ぶどう研究所の山葡萄ワインです。

200年ぐらい前から、月山周辺では山葡萄が良く採れたため、昔から山葡萄ワインを自家醸造していたようです。
戦後、村中の人が密造で一斉に逮捕され、 それをきっかけに、月山ワイン山ぶどう研究所ができたようです。(山ぶどう研究所の看板から)

どこかで読んだのですが、醸造の専門家がいることがお役所の醸造免許の条件になるのですが、密造のプロがいてもお役所が専門家と認めるはずはなく、すなわちワインの免許が降りるはずもありません。醸造免許を取得するためにどこからか、ワイン醸造の経験者を呼んだとか。

日本のワインの歴史は密造の歴史とも言えなくないですね。
酒税法ができる前に庶民がワインをつくっていたのですから、そのときは合法でありました。

撮影者:
日本国の役人が庶民の味方になることはまずないですね。
前例主義、弱いものいじめ、矛盾がないように作文、自分ポジションが、あるいは自分の属する組織が矛盾によって崩されないように保身することが生きる糧。
極端に言うと自分らで飲んで喰って、仲間内でそれが永続できれば良いと思っているようで。


組織内の彼らが自ら提言を行ったり、勧告することはできないため、
そもそも彼らが自ら変革できるような裁量も与えられていないのでしょう。
すべて外圧によって変革が成し遂げられるということになります。


現在、多くの先進国といわれる国は、自分で飲むための酒づくりを認めています。
日本国は違うようで。
結局そんなことを認めているのは間接的に日本国の有権者なんですが。


どぶろくだって、自ビールだって、自家醸造だって認められるような時代がくるのを願っています。
今は堂々と東急ハンズで酒づくりのキットを売っている時代です。
多くの人々がどんどん酒づくりをやって切り崩すことができるか。



ここには一度行ってみたいと思っていました。

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バックヤードには、ヤマブドウとカベルネソービニオンを掛け合わせたヤマソービニオンらしきブドウが積んでありました。

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つり橋を渡ると、旧国道のトンネルを利用したカーブが。

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ラベルはカビが発生するため貼ってありません。出荷のときに貼るのでしょう。

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これが月山ワイン山ぶどう研究所で作られた山葡萄のワイン。
味は、ヤマブドウのわりにはすっぱくなく、スムーズで飲みやすいです。
ヤマブドウのワインの中では、いままでで一番飲みやすいバランスのとれた味わいです。
とっても意外でした。これはいいかも!

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てなわけで、気に入ったので山ぶどう研究所の村民還元ワイン一升瓶はあとから自宅でのデイリーワイン用にどかんと取り寄せました。
1890円税込みだったかな?

これから下は、山形県南陽市の赤湯付近のワインを紹介します。
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ワインをお探しの方は、南陽市の赤湯地区がお勧め。
この地区は家族経営のワイナリーが5件ほど集まっております。2-3時間あればゆっくり全部回れますよ。

その中の1軒、酒井ワイナリーさん。←葡萄園日記がほのぼのして田舎が味わえます。
従業員4名、創業明治25年という老舗だそうで。

店内では他にお客さんがいなかったため、とても丁寧に説明していただき、ゆっくり試飲しながら選ぶことができました(もちろん試飲するのは農園主。撮影者は運転だから見てるだけー)。

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蟻がよってくるほどおいしい葡萄液だった、ということで「蟻印」がトレードマークになっているそうです。
現在の社長の次の代にあたるお嬢さん?醸造家(おそらく20代?)が、一生懸命説明してくださり、昔ながらの製法にこだわっている姿勢がひしひしと伝わってきました。

葡萄の下草を駆除するのに、農薬を使わず、ひつじを飼っているとか。そのひつじの写真が店内にかざってあったりして、とても微笑ましいです。

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カベルネソービニオンやらメルローやら、ヤマブドウやらいろいろなワインがありましたが、我々の興味のあるのは、この“混ぜこぜワイン”「鳥上坂」です。

基本的に「静置→澱引き」を繰り返して清澄なワインを作っていくらしいのですが、最後の方は澱とともにいくらかの液量が残ります。
その残ったものを寄せ集め、さらに澱引きしてとれたブレンドワインがこの混ぜこぜワインというわけです。

なので毎年、出来る量や味わいが違うそうです。
めっちゃくちゃおいしい年もあれば、なんじゃこれ、という年もあるとのこと。
このくじ引き的な要素もワイン購入の楽しみのひとつかも。
早速、某肴ドコロで試飲してみましたが、「かなりいけました」!当ったなー。

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こちらも酒井ワイナリーさんのワイン。
同じ価格帯の輸入ワインは、輸送費が多くを占めるのでしょうから、比べるのは酒井ワイナリーさんに悪いかな?
フレッシュ感があり、当然このワインが美味しかったです。

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一晩でこれだけあけちゃいました。 足りないから2007年ボージョレも。
実際にワイナリーを訪ねて、作っている人の顔が見れるはいいですねー。
真剣にいただく気になります(とかいって、実はただの呑み助なのですが)。

山梨だけでなく、国産ワインってかなりレベルが上がっているようですね。
国産ワインも選べば、わざわざ輸入ワインを買う必要はないのでは、と思い始めています。

よーし、これからもいろいろ探すぞー。
(撮影者:日本酒も探すし、ワインも探すし、肝臓が強いなぁ。ちなみに農園主♀はザルです。)

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