今回の道東旅行の目的には、 オンネトーにそびえる雌阿寒岳へのハイキングと、然別湖でナキウサギ(wikipedia、写真)の声を聞くことが含まれております。
下の写真は雄阿寒岳です。(雌阿寒岳の全景は撮りわすれてしまいました)
前日泊まった摩周温泉からの移動のため、9時過ぎにハイキング開始。
我々の他にも数人のハイカーがみられました。
登り始めてすぐに、すでに下山してくる人とすれ違い・・・。
その人の手にはスーパーの袋いっぱいのきのこ!
きのこの名前を教えていただきましたが失念、教えてもらった特徴を手がかりにきょろきょろしてみると、ありますね、確かに。
もちろん採りはしませんが。
きのこ目当ての入山者が他にもちらほら・・。(いいのか?)
農園主は平和にそこいらの岩に生えているちっちゃなきのこを撮影。
上の写真、まるで盆栽みたいでしょ?
森を抜けると、両側にハイマツが現れます。
そのハイマツを抜けると、岩場ののぼり道になり、途中から視界が開けて、
遠くまで見渡せるすばらしい景観が広がります。
↓ 登山道からみえるオンネトー。
写真では伝わりにくいのですが、すばらしいエメラルドグリーン、いやマリンブルーです。
上からオンネトーを眺めることができるなんて、なんて幸せなんでしょう!
それにしても晴天に恵まれ、登山道からの眺めは最高でした。
↓岩だらけの道をのぼりつめると、もうすぐ頂上。火口が見えます!
活火山の雌阿寒岳。煙がところどころから上がっています。
この火口はものすごく深く、それはそれは恐ろしい雰囲気です。
ちょっと強風にでもあおられて転落したら(!)などと、妄想がかきたれられ、写真を撮りつつも、思わず足がすくんでしまいました(笑)。
↓ こちらは山頂付近からのぞむ雄阿寒岳と阿寒湖。
↓ こちらは雌阿寒岳山頂から撮影した阿寒富士。
帰りは阿寒富士を眺めつつ、オンネトーへむかって下るルートにしました。
行きの道をそのまま引き返す人が多いようで、帰りのルートにはほとんど人がいませんでした。
行きのルートでは人が大勢いたのでヒグマの心配はなさそうでしたが、帰りは少し心細かったな~。
下の写真は下山後に撮ったオンネトーです。
湖畔に腰をおろし、持参のお湯沸しストーブでコーヒーブレーク。
静かで美しい湖を眺めながらの贅沢なひとときです。
このとき出合ったハイカーの方がユニークで。
なんと愛知県から北海道までマイカーで、高速1000円を利用してやってきたとか。
しかもほとんど車中泊という!男性ひとりの気まま旅だそうです(推定年齢60歳)。
北海道の山を点々と回っているらしく、3週間ほど旅を続けられるとのこと。
すごいですねー。
湖畔からは森の遊歩道を30~40分ほど歩き、野中温泉に帰着。
最高の天気に恵まれ、最高のハイキング日和でした。
温泉からあがってのビールが美味かった!
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↓ さて、これは次の日。鹿追町のはずれにある然別湖にカヌー&ハイキング。
ボレアルフォレストさんに案内をお願いしました。
カヌーはカメラの水没を恐れて持って行かなかったので写真はありません。
風があったのですが、丁寧にカヌーのこぎ方やバランスのとり方、リスクへの対処の仕方など教えていただきながら、然別湖を探検。
この湖でもナキウサギがすむエリアがあるそうです。
近くまでカヌーで行ってみましたが、残念ながら鳴き声は聞こえませんでした。
カヌーを降りたら、湖畔でお昼ご飯。
初めて見るキャンプ道具にちょっと感激。
タープ、パーコレータを初体験。
いいね~、キャンプ。
自分でここまで道具を揃えるとなると大変ですが、キャンプ気分を楽しめてとてもうれしかったです。
エゾリス君も木の間を走り回って大サービス!
いいね~、然別湖。
そしていよいよナキウサギのすむガレ場へと向かいます。
このあたりで、案内をしてくださったボレアルフォレストのご主人が熊の親子を目撃したとのこと!うーん、ぶるぶる。
↓ ナキウサギのフン(クリックで拡大)

ナキウサギの観察にけっこうな人が訪れるという、ガレ場到着。
じっと待っていると・・・。
「ピチッ!、ピキッ!」という感じの元気な鳴き声があたりに響きます!
うぉー、いるんだ、ナキウサギ! 声が発せられたあたりに目を向け、息をひそめて目をこらすのですが、気配なく・・・。
またしばらくシンと押し黙っていると、「ピキッ!」という鳴き声。
鳥が「ピィッ!」と鳴くのに似てはいますが、音量と「弾け感」が違います。
ナキウサギの方が2倍~3倍のボリュームで響く感じ。
↑ 上の写真はナキウサギの住むガレ場で発見したナキウサギのふん。
ちっちゃく丸いコロコロのふんがたくさん落ちています。
一度にこんなにたくさんのふんを落すのか?それともトイレの場所が決まってる?
↑ こんな隙間に手を入れてみると、スーッと冷たい風が。
このあたりでは、岩の間から、冷たい風が出ています。
氷河期の生き残りと言われるナキウサギ、やっぱりひんやりしたところが好環境らしいです。
今はエサの乏しい冬に備えて、食べ物を蓄える時期だそう。
好みの葉っぱや木の実、花などを巣穴にたっぷりと貯蔵しているシーズンだそうです。
一度、この目で見たいと願っていたのですが、声を聞けただけで、むしろ充分満足でした。
逆に、その姿を想像する方が楽しいのかもしれません。
そろそろ、山も冬支度です。
ナキウサギがいつまでも住み続けられる環境でありますように。
それにしても。翌日も近辺を車で通ってみたのですが、然別湖のネイチャーセンター方が、朝早くから辺り一帯を巡回&清掃をなさっていました。ご苦労様です!
情報ありがとうございます。来週行ってきます。