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丹沢湖、世附権現山で三椏(ミツマタ)の花盛り

3月27日(土)、3ヶ月のブランク後、
農園主の復帰ハイキング第一弾は、檜洞丸1601mの予定でした。

ところが、天気予報が大いにハズレ、朝6時半に西丹沢自然教室~用木沢に行ってみれば雪模様。
しばらく車中で待機しましたが、厚い雨雲にかかった檜洞丸はあきらめ、別な山への移動を決定。
(アイゼンは持っていたんですけど、春の陽だまりハイキングを期待していたので。)

当日、檜洞丸に行った方のレポート

多少の迷走はありましたが、世附権現山(よづくごんげんやま)1018m~ミツバ岳へのハイキングとなりました。 9時スタートです。

おそらく多くの人が往路に使うルートははずし、別のルートから行ってみることに。
丹沢湖に沿って遠回りの道です。地図では点線(道が不明瞭だったりするルート)部分を通行することになるのですが、さほど長くなく、ハンディGPSの備えもあるのでこちらを選択しました。

丹沢湖沿いの車道を歩いていくと、途中でいくつかのグループが地図にないルートから山に入っていくのを目撃。どうやら色々な道があるみたい。
まあ、気にせずどんどん道を進みました。

↓ 道の途中に豆桜をいくつかみつけました。
2010_03270001_F5,0_S180.jpg
小さい小さい花の愛らしい桜です。ホント、マメっていう感じ。

さて、実際に行ってみると「点線ルート」(地図には初心者通行禁止と書いてある)は確かに道が細く、いまにも崩れそうな部分があり、道が失われつつある感じでした。
確かに山初心者の人は避けた方が無難と思われます。
どうやら人がほとんど通行しない模様で、落ちている空き缶が、錆びついた「昭和のスチール缶」で(苦笑)。 いったいいつから人が歩いてないのやら。

別ルートと合流の二本杉峠に出るとと、うって変わって、人のにぎわい。
多くのグループハイカーとすれ違いました。

逆ルートで進む我らが珍しいことに加え、面子に子供が混じっているせいもあり、よく声をかけられます。
特に外見上、実年齢よりおそらく小さく見積もられている我が甥っ子は、すれ違う人すれ違う人(特に60歳以上の女性)に、
「坊や、えらいわね~」とか、「すごいスピードね~」
などと、ほめられまくり、励みになっているよう。

3ヶ月間農園主が見ていなかった間に、すっかり歩きっぷりがパワーアップしておりました。子供の成長は目を見張るものがありますね。

そんなこんなで、世附権現山(よづくごんげんやま)の山頂に到着。
そこで話を交わした女性から、「ミツバ岳でミツマタがすごいことになっている」との情報を入手。

どうやら、行きがけに見かけたいくつかのグループも、 途中ですれ違った多くのグループも、本日、世附権現山に通りかかったみなさんは、皆ミツマタ目当ての方々だったらしく。
なにせ急遽目的地変更をした我々としては、まったくの寝耳に水(?)の朗報!
ほなら、いってみよ、とルート変更。
帰りはやや遠回りですが、ミツバ岳 大出山(おおだやま)経由で帰ることにしました。

(ミツバ岳は、誤称です。以下参照ください)

4/30追記
神奈川県松田警察署ニシタンだより
2010年3月1日号より部分掲載

【ミツバ岳】について
近年、三椏の群落が有名となり、各方面において登山ルートとして紹介されている山ですが、正しい山名を知る登山者は少なく、市販の登山図に記載された「ミツバ岳」という誤称が一人歩きをしています。

皆さんが「ミツバ岳」と呼んでいる山の名は、正しくは「大出山(おおだやま)」と呼びます。

地権者のいる山であり、三椏は、地権者の先祖が昭和初頭に小田原の造幣局に対して紙幣原料として供出するために植栽したものです。現在では三椏の利用価値も無くなり、伐採されることもなくなったことから、立派に成長して花を見事に咲かせて登山者の目を楽しませているのです。

地権者の厚意によって入山規制はされていませんが、遭難を多発させたり、勝手に目印を付けてみたり、三椏等の植栽物を許可無く採取すると、入山規制される可能性は十分あるのです。

都会に住んでいると山は何でも自然で所有権は無いように感じるかも知れませんが、実はそうではないのです。

登山者の皆さんは、自然の中にあっても社会のルールを守って懸命な登山に努めて下さい。

行ってみると、たしかにミツマタがすごいことに!

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山頂付近や北側斜面が群生地になっており、まさに見ごろを迎えていました。
はずかしながら農園主、ミツマタという植物について全くゼロ知識で。
山の春到来を告げるトップバッターという感じのようですね。
花は黄色で、小さな花が丸く集まって、毬のような形で咲きます。

沈丁花の仲間らしく、香りもエレガント。ただし、沈丁花ほど芳香は強くなく、鼻を近づけて嗅ぐととてもいいニオイがします。

2010_03270029_F8,0_S500.jpg
↑ 枝が常に三つ又になっています。

満開のミツマタをめでつつ、撮影者自ら手塩にかけて焼き上げた
「スペシアルな焼き芋」(製作:3時間20分)と、コーヒーで一服。
やっぱりハイキングは楽しいねえ。

2010_03270035_F5,6_S640.jpg2010_03270038_F5,6_S640.jpg

そんなのんびりムードに浸りすぎた我々一行。
実は最後にハプニングが待ち受けておりました。
車を停めた駐車場のゲートの門限(16時閉門)に、このままじゃ間に合わない?
下山をあせるわれらの目の前には、安全歩行の団塊ハイカー(団体)が道を阻む!

ちょっとあきらめモードもあったのですが、
車道に出たとき、最後の望みをかけ、荷物を預かり、甥っ子を約2.5km走らせ、ゲート閉門を阻止するよう指令。

撮影者の鼓舞する笛のリズムにのって、走れメロス!
結果、ギリギリセーフ・・・。門をちょうど閉めるところへ間に合ったそうで。
よかったー。中川温泉に1泊することも一時は頭をよぎりました。
(ま、それはそれでも良かったかもしれませんが。)

中学入学目前の甥っ子が頼もしく見える一日でした。
本日の歩行距離18.3km。
甥っ子が言うには疲労度50%で、そのうち半分の疲労が駐車場まで走ったことだそうです。
1000mちょっとの山だからねぇ。(撮影者のコメント)


より大きな地図で 27MAR2010権現山18k3(727A+) を表示

行かれる予定の方、地図を拡大して下さい
我々が車を止めた方の駐車場はお勧めできませんので、地図上の2箇所の駐車場を利用されることをお勧めします。(朝早く行かないとすぐ満車になります)
今週前半は寒かったので、4月第1週-2週、ミツバ岳(誤称)大出山(おおだやま)でミツマタまだまだ見れます。


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6 Comments to “丹沢湖、世附権現山で三椏(ミツマタ)の花盛り”

  1. fumi says:

    農園主様

    復帰おめでとうございます。
    久しぶりの山は気持ちよかったでしょうね。

    ミツマタきれいですね!
    香りもよさそう。

    私の住む京都近辺でミツマタが
    群生しているというのは聞いたこと
    ないんですが、高級料理旅館が立ち並ぶ
    貴船では、この時期に料理旅館屋さんの
    玄関にミツマタが活けてあるのをよく
    見かけます。

    検索してみますと、「ミツマタは縁起木」と
    書いてあるところがいくつかあるのに、
    その理由はよく分かりませんでした。

    春を告げる花であることと、3つに
    分かれていることが関係ありそうです。

    またしばらく忙しいんですかね。
    楽しいブログを楽しみにしています。

  2. mikipom.com says:

    fumi様 さっそくコメントありがとうございました。
    コメントいただけて、うれしゅうございます。
    私こと農園主、しばし休んでおりましたが、復帰しました。
    休んでいる間に戻りかけた体重を1ヶ月で削減するべく、気合入ってますっ。
    これからはダイエットを気にせず、たらふく飲み食いできる(予定)です(むふふー)。
    ミツマタを実際に観察るすると、確かに枝が3つに分かれているのですが、5つに分かれているところもありました。
    必ず3つというわけではないんですね。
    葉がまだなく、花がたっぷりと咲き乱れ、壮観でした。
    これから山もどんどんいい季節になりますね。
    花の山をいろいろ訪ねたいと思っています。
    また更新しますので、どうぞご贔屓に。

  3. mikipom.com says:

    撮影者です。
    京都はの料理旅館屋さんは風流ですね。
    でも京都に群生地がないとはすごく意外ですね。
    検索すると、銀閣寺近くの哲学の道というところに何本かあるようですが、群生という感じじゃないんでしょうね。

    丹沢では、キャンプ場のバンガローの前などに植えてあり、麓の植木屋さんでも販売用に植えてありました。
    縁起物ということですが、万葉集に由来するようで...
    国立国会図書館のデータベースによりますと、以下のようらしいのですが...
    http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000063689
    まさか、お客を三つ又かけるとかって意味は無いでしょうね?

  4. fumi says:

    農園主様
    たらふく飲み食いしても、山を歩いてカロリーを消費
    していれば大丈夫な体質なんですかね。
    それはうらやましい!
    私は膝があまり強くないので、膝に負担をかけず、
    いつまでも山を楽しく歩くために、
    暴飲暴食には気をつけております。。。

    撮影者様
    ミツマタ=縁起木が万葉集由来の件、お調べいただき
    ありがとうございます。勉強になりました。
    哲学の道のミツマタは、見たことがありませんが、
    近所の誰かが植えて管理しているはずです。
    たぶん群生とまではいかないでしょうね。

    春早くに咲いて、香りもいいというだけで
    鑑賞するには十分すぎますね。
    近縁種のジンチョウゲは大好きな花の一つです。

  5. ヤンハー says:

    初めまして! 5月3日に権現山に浅瀬入口から登るので、訪問して予備知識をいただきました。 難なく頂上まで行かれたようで、その上ミツバ岳まで行かれて感心しました。 私達は権現から細川橋に下りて中川温泉に入る予定です。 終われば上記ブログに記録を載せます。

  6. mikipom.com says:

    こんにちは。
    お読みくださいましてありがとうございます。
    山歩き、家庭菜園てところが、うちと重なっていますね。

    さて、先週の丹沢山塊は1000m以上でマメザクラが満開でしたので、ミツマタは終わっていますが、何か花は咲いていると思います。
    我々は、浅瀬から入っていないので、なんともいえないのですが、迷いやすいらしいので、ニシタンだより3月1日号(pdf)も参考になるかもしれません。
    http://www.police.pref.kanagawa.jp/ps/71ps/71mes/71mes900.htm
    レポート楽しみにしています。

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